2009年10月12日

ハッピーフライト [邦] '08

●原題:
●監督:矢口史靖
●CAST:田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、寺島しのぶ、田畑智子
●お勧め度:★★★★★(五ツ星)

「ウォーターボーイズ」、「スウィングガールズ」の矢口史靖監督が送るヒコーキ・ムービー。

久々にスゴイ邦画を観ました。旅客機が機体異常で引き返し無事緊急着陸するだけという地味なストーリーをこれほど面白い映画にするなんて、やっぱり矢口監督は天才か?

ハラハラドキドキのパニック映画的な要素あり、一機の旅客機が飛び立つまでに、空港や管制塔の裏側で、どんな人がどんな仕事をしているのかを追いかけるドキュメンタリー的要素あり、そしてそれぞれの仕事の中での小さなドラマをそれぞれの俳優がイキイキと演じていて、笑いあり、涙あり、さわやかな場面ありと、言う事なしですね。個人的には、田畑智子が演じるグランドホステスの物語が良かったです。この女優さんは、うまく説明できませんが、画面に出てくるだけで、パッと明るくなるような、なにか不思議なオーラを持ってますね。

さて、今回の撮影にあたっては、ANAのボーイング747-400Dが収録目的で15日間無料でレンタルされたそうです。また、ANAは、社内に映画の特別チームを編成し、社員のエキストラ出演など、全面協力していますが、このデキだったら、ANAのイメージアップに、十分効果はあったでしょう。そして、本作では、これまでの矢口作品同様、5本のサイドストーリーが制作されているらしい。なんとか観たいものですが、DVDを買うしかないですかね。。。まあ、買ってもいいほどの作品ですけどね。
posted by hide at 20:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エリン・ブロコビッチ [米] '00

●原題:Erin Brockovich
●監督:スティーヴン・ソダーバーグ
●CAST: ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

バツ2、子供3人、無学歴のエリン(ジュリア・ロバーツ)が公害訴訟で奮闘し、米国史上最大の和解金を得るまでを描く。実話をベースにした作品。ジュリア・ロバーツは、本作でオスカー主演女優賞を受賞。

やっぱり、映画はこうでなくっちゃね。裁判ものだけど、シリアスさは無く、とても爽快な映画です。この作品の前に観た「ダンサー・イン・ザ・ダーク」が暗い作品だっただけに、良い口直しになりました。

ジュリア・ロバーツは、今回のようなタフなヒロイン役もいいですね。イヤミな工場側の弁護士に対して、飲もうとした水を汚染された地下水だと言ってドキっとさせたり、見下した態度の仲間の弁護士に対して、被害者の情報を資料なしでスラスラ説明したりするシーンは、とても爽快で気持ちいいです。

さて、この作品は実話がベースという事ですが、本物のエリン・ブロコビッチさんも、レストランのウェートレス役として登場しています。また、多くのエキストラも訴訟に関わった住民達だとか。脚本も、事実に忠実に最小限の脚色で作ったらしいですが、とてもそんな風に思えないほど、ドラマティックな作品です。
posted by hide at 20:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダンサー・イン・ザ・ダーク [デンマーク] '00

●原題:Dancer in the Dark
●監督:ラース・フォン・トリアー
●CAST: ビョーク、デヴィッド・モース、ピーター・ストーメア、カトリーヌ・ドヌーヴ
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

アイスランド生まれの歌手ビョーク主演のミュージカル映画。遺伝病で視力を失いつつある主人公の過酷な一生と息子への愛を描く。カンヌでパルムドールと女優賞を受賞。

日本人っぽい顔をしているビョーク。彼女の自然体の演技と、きれいな歌声が心に残る作品です。そして、衝撃的なラスト、忘れたくても忘れられない一作品となってしまいました。主役は、視力を失い、コツコツ貯めたお金を失い、最後には・・・まで失うという過酷な運命に見舞われます。何か救いがあればいいのだけれど、それが無いバッドエンド。ビョーク演じるセルマが言う、「映画では、最後から二番目の曲が終われば劇場の外に出る。そうすればその映画は永遠になる。」。この映画も、結末を観ないで済ませたかった。。。

結局この作品は、何をメッセージとして伝えたかったのか?「冤罪の問題」、「自己犠牲の無意味さについて」、「世の中の理不尽さ」など???、まあいずれにしても、観るなら元気がある時の方が良いでしょう。気持ちが沈んでいるような時は観るのを控えたほうがいいかもしれません。
posted by hide at 20:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。