2009年12月31日

ハリーポッターと謎のプリンス [米・英] '09

●原題:Harry Potter And The Half-Blood Prince
●監督:デヴィッド・イェーツ
●CAST:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

シリーズ6作目。魔法学校6年生となったハリー達が史上最悪の魔法使いヴォルデモートに迫る1年間を描いた作品です。

本作を観る時は、前作までのおさらいをしておくことをお勧めします。私の場合は、前5作を観たことがあるにもかかわらず、連続ドラマを途中から観たようで、最終章につながる本作を十分楽しめませんでしたから。

最近のハリポタは、ヴォルデモートとの対決など陰の話が大部分を占め、魔法学校の生活や、ハリー達の恋愛、ファンタジックな魔法の世界など陽の話は少ないです。それだけに、ヴォルデモート復活までの経緯、周辺の人間関係をちゃんとおさえておけば、楽しめると思います。

さて、いよいよ本シリーズも最終章「死の秘宝」を残すばかりとなりました。こちらは、前後編に別れ、それぞれ2010年11月と2011年8月に公開される予定らしいです。最近は、ちょっと新鮮さが足りない印象の本シリーズですが、最終章は、1年待つことに値する作品を期待したいです。

posted by hide at 16:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スラムドッグ$ミリオネア [英] '08

●原題:Slumdog Millionaire
●監督:ダニー・ボイル
●CAST:デーヴ・パテール、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピントー、アニル・カプール、イルファーン・カーン
●お勧め度:★★★★★(五ツ星)

クイズ$ミリオネアの番組進行に合わせ、スラムで生まれ育った主人公の半生をフラッシュバックして描いた作品。

昨年のオスカー受賞作ですが、期待通り素晴らしい作品でした。舞台はインドのスラム、主役はマイナーな役者で、下手すればB級作品になりかねない本作ですが、新鮮な脚本と、スピード感のある展開に加え、音楽と映像が素晴らしく、観終わった後の満足感・爽快感は久々に高いものでした。

サスペンスか何かだと思っていましたが、ラブストーリーだったのですね。スラムの貧困や悲惨さ、そしてダークサイドを全て引き受けた兄との兄弟愛、そういったものの上に成り立った純愛だけに、一層美しく映ります。最後の歌とダンスのシーンは、ボリウッド(インドの映画産業の俗称)への敬意を表したものなんでしょうけど、個人的には、これは不要でしたね。

ところで、オスカー受賞後に、子役達の出演料問題や人身売買問題がメディアで取り上げられました。映画では、アメリカンドリーム的なサクセスストーリが強調され、インドの実情を伝えていないとの批評もありますが、こういった問題が、リアルなインドの実情を表しているのかもしれませんね。

posted by hide at 16:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

恋におちたシェイクスピア [米] '98

●原題:Shakespeare in Love
●監督:ジョン・マッデン
●CAST: グウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ラッシュ、コリン・ファース
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

舞台は16世紀。若かりし日のシェイクスピアと貴族の娘ヴァイオラとの恋愛を描く。

ひとことで言うと、とても美しい作品でした。貴族の娘と売れない劇作家の身分違いの恋、ありがちな設定ですが、舞台の「ロミオとジュリエット」と現実世界の恋物語がシンクしていく展開には、グッと引き込まれました。16世紀の町並みを再現した映像や、女王やヒロインの衣装もとても美しいです。

グウィネスは、本作でオスカー主演女優賞を獲りましたが、そこまで良かったかなぁ?個人的には、コルセットをしたグウィネスより「スライディング・ドア」の彼女の方が好きです。でも、本作で男性に変装してた時の彼女はすごく似合ってて良かったですけどね。

ちなみに、教養が無い私は、シェイクスピア作品では「ロミオとジュリエット」くらいしか読んだことがありませんが、「ハムレット」や「十二夜」などの彼の作品に関する知識があれば、本作はもっと楽しめるみたいですよ。シェイクスピア好きの方には外せない一本です。

posted by hide at 21:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

グッバイガール [米] '77

●原題:The Goodbye Girl
●監督:ハーバート・ロス
●CAST: リチャード・ドレイファス、マーシャ・メイソン
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

貧乏役者と子連れのダンサーが主役のロマンティック・コメディ。

70年代は良かったのかもしれませんが、30年の時を経て色褪せちゃったのかもしれませんね。話の展開は、いろんなドラマや映画でしょっちゅう見てきたもので新鮮味なし。役者さんが自分好みでなかったことも心に響かなかった原因かもしれません。

リチャード・ドレイファスは、この作品でオスカー主演男優賞を受賞。非常にセリフが多く、ヒロインとの掛け合いが、この映画の一つの魅力なのでしょうけれど、外国語の映画では微妙なニュアンスまで理解できないので、そこはちょっと残念なところですね。

posted by hide at 21:07| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

風と共に去りぬ [米] '39

●原題:Gone with the Wind
●監督:ヴィクター・フレミング
●CAST:ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

マーガレット・ミッチェルのベストセラー小説を映画化。3時間42分の大長編作品。

稀代の名作に、ようやく触れることができました。「デジタル・ニュー・リマスター」の効果なのか、70年前の作品にしては映像が美しいです。物語の方は、ヴィヴィアン・リー演じる強くて美しい女性「スカーレット・オハラ」の生き方を中心に描いています。彼女の生き方には共感できない部分も多いですが、男性的な潔さというかすがすがしい部分もあって、そういったところは好感が持てます。

南北戦争のことや、アメリカ誕生の背景などにもっと知識があれば、より深くこの映画を理解できるんでしょうね。小説を読んで、登場人物ひとりひとりの思いにもっと深く触れてみたい、そんな気分にさせてくれる映画です。ヒロインの最後の言葉、「After all, tomorrow is another day.」(明日は明日の風が吹く)、名セリフですね。

posted by hide at 12:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エターナル・サンシャイン [米] '04

●原題:Eternal Sunshine of the Spotless Mind
●監督: ミシェル・ゴンドリー
●CAST:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

記憶除去手術を受けた男女を主人公として描く。オスカー脚本賞受賞作品。

「マルコビッチの穴」の脚本家チャーリー・カウフマンによる作品ですが、彼らしい奇想天外な作品ですね。ひねり過ぎなのか、途中理解できない部分もあったのですが、それでも面白かったです。俳優陣は、奔放なキャラを演じるケイト・ウィンスレットが新鮮。「スパイダーマン」のキルスティン・ダンストもかわいらしくて良かったです。

一度決断したものの、記憶除去手術中に潜在意識の中で抵抗する男性、記憶から消した男性を再度好きになってしまう女性、そして記憶除去手術を開発した博士の隠された苦悩。SF・コメディタッチな展開の中に、恋愛ものの要素をうまく盛り込んだ良作だと思います。記憶から消したいと思うほど苦しい失恋の記憶。その苦しさを経験しているなら感情移入できる可能性は高いんじゃないでしょうか。

posted by hide at 12:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月13日

カサブランカ [米] '42

●原題:Casablanca
●監督:マイケル・カーティス
●CAST: ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

欧州の戦災を逃れて人々が集まるモロッコのカサブランカを舞台に、米国人男性と元恋人の女性とのロマンスを描く。

なによりもまず、イングリッド・バーグマンがとっても綺麗!それがこの映画の最初の印象です。物語としても、愛を捨てても大義を守ろうとしたリック(ボガード)のカッコよさ。そして、その彼を助ける警察所長との友情などもいいですね〜。戦争、ナチスへの抵抗など背景は重いですが、ラストはすがすがしく、さすがにいろんな映画ランキングで常に上位にいるのも納得できます。

でも、いまでこそ、「君の瞳に乾杯」というセリフや、主題歌『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』などが超有名な本作ですが、そのおいたちは、低予算のB級作品だったとか。バーグマンも当時は無名のスウェーデン女優だったらしいですから、わからないものですね。

しかし、「カサブランカ」がアメリカ映画協会(AFI)が選ぶベスト100の第3位なのに対して、同じモノクロ作品の古典「ローマの休日」がランク外なのがとても意外な感じがします。個人的には、こちらも大好きなんですけどね。
posted by hide at 21:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛と青春の旅立ち [米] '82

●原題:An Officer and a Gentleman
●監督:マーティン・エルファンド
●CAST:リチャード・ギア、ルイス・ゴセット・ジュニア、デブラ・ウィンガー
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

海軍士官養成学校での訓練期間に、鬼教官との関係、同期との友情、町の女性との愛、など様々な体験を経て成長していく青年の姿を描く。

主題歌はすごくいい曲だし、R・ギアとD・ウィンガーの演技は良かったんだけれど。。。ストーリーは可もなく不可もなくという感じで、気持ちが揺さぶられるようなシーンは少なかったです。トップガンもそうですが、こういう系統の作品はちょっと苦手の部類に入ります。

そういえば、数年前、純ちゃん(小泉元首相)がR・ギアに似てると騒がれてましたが、純ちゃんも若き頃は、ギア並みにカッコよかったんでしょうかね〜?
posted by hide at 21:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。