2008年10月26日

ミリオンダラー・ベイビー [米] '04

ムーラン・ルージュ ●原題:Million Dollar Baby
●監督:クリント・イーストウッド
●CAST:クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

アカデミー賞で、作品・監督・主演男女優の主要4部門の受賞を果たした作品です。うらぶれたボクシングジム経営者であり老トレーナでもあるフランキー(クリント)と、彼と23年来の付き合いである雑用係のスクラップ(モーガン)のところに、家族の愛に恵まれない女性ボクサー、マギー(ヒラリー)が現れ、最初は拒絶されるが、彼女の熱意が2人を動かし、やがて3人は強いきずなで結ばれるが。。。

とても深い作品でした。前半は、「ロッキー」を連想させるサクセス・ストーリーで軽快に進んでいきますが、後半は急展開し、いろいろな事を考えさせられるヒューマン・ストーリに変わっていきます。

本作のような重いヒューマン・ストーリーは、あまり得意ではなく、「ヒラリー・スワンク」の映画を一度みてみたいという理由からの鑑賞だったのですが、主役3人の演技力と存在感は圧倒的で、グイグイと話に引き込まれます。アカデミー賞受賞もうなずけます。

心に残るシーンや言葉はたくさんありましたが、特に後半の方で、スクラップ(モーガン)が言った「人は毎日死ぬ。床掃除や皿洗いをしてね。そして人生を悔いながら最後を迎える。マギーに悔いはない。」というセリフが、今も頭の中に強烈にインプットされたまま残っています。

最後のフランキー(クリント)の行動については、いろいろと波紋を呼んで、映画のボイコット運動などが起こり話題になったようですが、私は抵抗なく受け入れる事ができました。ただ、今回のマギーのおいたちやそれまでの経緯と現況からそう思っただけで、全てのケースにおいてあてはまる訳ではないんでしょうね。私は当事者になった事もないし、その身内になった事もないので、本当の心情は分からない訳だし。軽々しく語れる話ではないです。

さて、最後の結末は、いろいろと解釈がわかれそうな終わり方でしたが、「フランキーが映画の終盤でバッグに入れるものをよく観察しておくと、その意味を推理する助けになるよ。」というレビューコメントがあったので、もう一度その部分だけ見直してみました。なるほどね!

ラベル:映画
posted by hide at 11:32| 東京 ☁| Comment(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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