2010年01月17日

ドリームガールズ [米] '06

●原題:Dreamgirls
●監督:ビル・コンドン
●CAST:ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィー、ジェニファー・ハドソン
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

ダイアナ・ロスがリードボーカルを務めた伝説的黒人系女性ボーカルグループ「ザ・スプリームス」をモデルにしたミュージカル映画。『シカゴ』の脚本家ビル・コンドンの初監督作品です。

ミュージカル映画は、それほど好きな方ではありませんが、本作は曲、歌唱力、キャストが素晴らしく、ちょっとしたショーを見た感じで結構楽しめました。歌姫ビヨンセ、久々に見たエディ・マーフィー、「Ray/レイ」でオスカーを獲ったジェイミー・フォックス、そして本作でオスカー助演女優賞を獲ったジェニファー・ハドソン、豪華ですね!

ビヨンセも素晴らしいのですが、ジェニファー・ハドソンの声量、歌唱力はそれを凌ぐほどでした。ストーリーはちょっとドロドロした部分もありますが、全編に渡ってノロノリで気分よく2時間を過ごすことができますよ!

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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル [米] '03

●原題:Charlie's Angels: Full Throttle
●監督:マックG
●CAST:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、デミ・ムーア
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

シリーズ2作目。

3人の美女エンジェル達は健在。ますますパワーアップしています。あいかわらずカラッとしてて気楽に楽しめる作品です。しかし、もうちょっとストーリーを面白味のあるものにしてくれるともっといいんですが。。。

今回は、元エンジェル役として「デミ・ムーア」が出演していますが、不名誉なことにゴールデンラズベリー賞の「最低助演女優賞」を受賞しています。ちなみに、作品自体も、「最低続編賞」をとっています。そんなに悪くはないと思いますが、皆1作目以上を期待していますから、やはり続編というのは難しいですね。。。

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チャーリーズ・エンジェル [米] '00

●原題:Charlie's Angels
●監督:マックG
●CAST:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

同名TVシリーズを映画化。3人の美女探偵(エンジェル)の活躍を描いた作品です。

アクションシーンは、それをメインとした映画と比べると若干物足りないし、ストーリーもシンプルですが、キャメロン&ドリュー&ルーシーの3人が賢くてキュートなエンジェルを好演。エンターテイメント作品として、98分間お気楽に楽しめる作品です。

ルーシーとその恋人(マット・ルブランク)はドラマの役柄のイメージが強くて、最初はちょっと違和感がありましたが。。。(ルーシーは、「アリー My ラブ」の「リン」、マットは、「フレンズ」の「ジョーイ」)

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2009年12月31日

ハリーポッターと謎のプリンス [米・英] '09

●原題:Harry Potter And The Half-Blood Prince
●監督:デヴィッド・イェーツ
●CAST:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

シリーズ6作目。魔法学校6年生となったハリー達が史上最悪の魔法使いヴォルデモートに迫る1年間を描いた作品です。

本作を観る時は、前作までのおさらいをしておくことをお勧めします。私の場合は、前5作を観たことがあるにもかかわらず、連続ドラマを途中から観たようで、最終章につながる本作を十分楽しめませんでしたから。

最近のハリポタは、ヴォルデモートとの対決など陰の話が大部分を占め、魔法学校の生活や、ハリー達の恋愛、ファンタジックな魔法の世界など陽の話は少ないです。それだけに、ヴォルデモート復活までの経緯、周辺の人間関係をちゃんとおさえておけば、楽しめると思います。

さて、いよいよ本シリーズも最終章「死の秘宝」を残すばかりとなりました。こちらは、前後編に別れ、それぞれ2010年11月と2011年8月に公開される予定らしいです。最近は、ちょっと新鮮さが足りない印象の本シリーズですが、最終章は、1年待つことに値する作品を期待したいです。

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スラムドッグ$ミリオネア [英] '08

●原題:Slumdog Millionaire
●監督:ダニー・ボイル
●CAST:デーヴ・パテール、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピントー、アニル・カプール、イルファーン・カーン
●お勧め度:★★★★★(五ツ星)

クイズ$ミリオネアの番組進行に合わせ、スラムで生まれ育った主人公の半生をフラッシュバックして描いた作品。

昨年のオスカー受賞作ですが、期待通り素晴らしい作品でした。舞台はインドのスラム、主役はマイナーな役者で、下手すればB級作品になりかねない本作ですが、新鮮な脚本と、スピード感のある展開に加え、音楽と映像が素晴らしく、観終わった後の満足感・爽快感は久々に高いものでした。

サスペンスか何かだと思っていましたが、ラブストーリーだったのですね。スラムの貧困や悲惨さ、そしてダークサイドを全て引き受けた兄との兄弟愛、そういったものの上に成り立った純愛だけに、一層美しく映ります。最後の歌とダンスのシーンは、ボリウッド(インドの映画産業の俗称)への敬意を表したものなんでしょうけど、個人的には、これは不要でしたね。

ところで、オスカー受賞後に、子役達の出演料問題や人身売買問題がメディアで取り上げられました。映画では、アメリカンドリーム的なサクセスストーリが強調され、インドの実情を伝えていないとの批評もありますが、こういった問題が、リアルなインドの実情を表しているのかもしれませんね。

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2009年12月27日

恋におちたシェイクスピア [米] '98

●原題:Shakespeare in Love
●監督:ジョン・マッデン
●CAST: グウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ラッシュ、コリン・ファース
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

舞台は16世紀。若かりし日のシェイクスピアと貴族の娘ヴァイオラとの恋愛を描く。

ひとことで言うと、とても美しい作品でした。貴族の娘と売れない劇作家の身分違いの恋、ありがちな設定ですが、舞台の「ロミオとジュリエット」と現実世界の恋物語がシンクしていく展開には、グッと引き込まれました。16世紀の町並みを再現した映像や、女王やヒロインの衣装もとても美しいです。

グウィネスは、本作でオスカー主演女優賞を獲りましたが、そこまで良かったかなぁ?個人的には、コルセットをしたグウィネスより「スライディング・ドア」の彼女の方が好きです。でも、本作で男性に変装してた時の彼女はすごく似合ってて良かったですけどね。

ちなみに、教養が無い私は、シェイクスピア作品では「ロミオとジュリエット」くらいしか読んだことがありませんが、「ハムレット」や「十二夜」などの彼の作品に関する知識があれば、本作はもっと楽しめるみたいですよ。シェイクスピア好きの方には外せない一本です。

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グッバイガール [米] '77

●原題:The Goodbye Girl
●監督:ハーバート・ロス
●CAST: リチャード・ドレイファス、マーシャ・メイソン
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

貧乏役者と子連れのダンサーが主役のロマンティック・コメディ。

70年代は良かったのかもしれませんが、30年の時を経て色褪せちゃったのかもしれませんね。話の展開は、いろんなドラマや映画でしょっちゅう見てきたもので新鮮味なし。役者さんが自分好みでなかったことも心に響かなかった原因かもしれません。

リチャード・ドレイファスは、この作品でオスカー主演男優賞を受賞。非常にセリフが多く、ヒロインとの掛け合いが、この映画の一つの魅力なのでしょうけれど、外国語の映画では微妙なニュアンスまで理解できないので、そこはちょっと残念なところですね。

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風と共に去りぬ [米] '39

●原題:Gone with the Wind
●監督:ヴィクター・フレミング
●CAST:ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

マーガレット・ミッチェルのベストセラー小説を映画化。3時間42分の大長編作品。

稀代の名作に、ようやく触れることができました。「デジタル・ニュー・リマスター」の効果なのか、70年前の作品にしては映像が美しいです。物語の方は、ヴィヴィアン・リー演じる強くて美しい女性「スカーレット・オハラ」の生き方を中心に描いています。彼女の生き方には共感できない部分も多いですが、男性的な潔さというかすがすがしい部分もあって、そういったところは好感が持てます。

南北戦争のことや、アメリカ誕生の背景などにもっと知識があれば、より深くこの映画を理解できるんでしょうね。小説を読んで、登場人物ひとりひとりの思いにもっと深く触れてみたい、そんな気分にさせてくれる映画です。ヒロインの最後の言葉、「After all, tomorrow is another day.」(明日は明日の風が吹く)、名セリフですね。

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エターナル・サンシャイン [米] '04

●原題:Eternal Sunshine of the Spotless Mind
●監督: ミシェル・ゴンドリー
●CAST:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

記憶除去手術を受けた男女を主人公として描く。オスカー脚本賞受賞作品。

「マルコビッチの穴」の脚本家チャーリー・カウフマンによる作品ですが、彼らしい奇想天外な作品ですね。ひねり過ぎなのか、途中理解できない部分もあったのですが、それでも面白かったです。俳優陣は、奔放なキャラを演じるケイト・ウィンスレットが新鮮。「スパイダーマン」のキルスティン・ダンストもかわいらしくて良かったです。

一度決断したものの、記憶除去手術中に潜在意識の中で抵抗する男性、記憶から消した男性を再度好きになってしまう女性、そして記憶除去手術を開発した博士の隠された苦悩。SF・コメディタッチな展開の中に、恋愛ものの要素をうまく盛り込んだ良作だと思います。記憶から消したいと思うほど苦しい失恋の記憶。その苦しさを経験しているなら感情移入できる可能性は高いんじゃないでしょうか。

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2009年12月13日

カサブランカ [米] '42

●原題:Casablanca
●監督:マイケル・カーティス
●CAST: ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

欧州の戦災を逃れて人々が集まるモロッコのカサブランカを舞台に、米国人男性と元恋人の女性とのロマンスを描く。

なによりもまず、イングリッド・バーグマンがとっても綺麗!それがこの映画の最初の印象です。物語としても、愛を捨てても大義を守ろうとしたリック(ボガード)のカッコよさ。そして、その彼を助ける警察所長との友情などもいいですね〜。戦争、ナチスへの抵抗など背景は重いですが、ラストはすがすがしく、さすがにいろんな映画ランキングで常に上位にいるのも納得できます。

でも、いまでこそ、「君の瞳に乾杯」というセリフや、主題歌『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』などが超有名な本作ですが、そのおいたちは、低予算のB級作品だったとか。バーグマンも当時は無名のスウェーデン女優だったらしいですから、わからないものですね。

しかし、「カサブランカ」がアメリカ映画協会(AFI)が選ぶベスト100の第3位なのに対して、同じモノクロ作品の古典「ローマの休日」がランク外なのがとても意外な感じがします。個人的には、こちらも大好きなんですけどね。
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愛と青春の旅立ち [米] '82

●原題:An Officer and a Gentleman
●監督:マーティン・エルファンド
●CAST:リチャード・ギア、ルイス・ゴセット・ジュニア、デブラ・ウィンガー
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

海軍士官養成学校での訓練期間に、鬼教官との関係、同期との友情、町の女性との愛、など様々な体験を経て成長していく青年の姿を描く。

主題歌はすごくいい曲だし、R・ギアとD・ウィンガーの演技は良かったんだけれど。。。ストーリーは可もなく不可もなくという感じで、気持ちが揺さぶられるようなシーンは少なかったです。トップガンもそうですが、こういう系統の作品はちょっと苦手の部類に入ります。

そういえば、数年前、純ちゃん(小泉元首相)がR・ギアに似てると騒がれてましたが、純ちゃんも若き頃は、ギア並みにカッコよかったんでしょうかね〜?
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2009年11月22日

イングリッシュ・ペイシェント [米] '96

イングリッシュ・ペイシェント [米] '96
●原題:The English Patient
●監督:アンソニー・ミンゲラ
●CAST:レイフ・ファインズ、クリスティン・スコット・トーマス、ジュリエット・ビノシュ、ウィレム・デフォー、コリン・ファース
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

1992年英国のブッカー賞を受賞したマイケル・オンダーチェの長編小説「イギリス人の患者」を映画化。第二次大戦の時代、アフリカと欧州の二大陸にまたがって繰り広げられるロマンスを描く。

ちょっと展開が速くて、ストーリーを理解して登場人物に感情移入する前に終わってしまったという感じです。話が壮大で、ロケーションはサハラ砂漠とイタリアにまたがり、登場人物は英国、ハンガリー、カナダ、インドなど多国籍で背景も様々、時間軸も現在と過去を行ったり来たりでフラッシュバックします。時代背景を把握した上で、何度か見返せばこの映画の本当の魅力がわかるのかもしれませんね。小説を読んで、もう少し登場人物の心の中に入り込んでみたいような気がします。

尚、主役のレイフ・ファインズは、「ハリーポッターシリーズ」の第4作〜6作でヴォルデモート役として出演していますが、今作での彼の風貌はまさにヴォルデモート!?(見た人にしかわかりませんね。。。)
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エイジ・オブ・イノセンス [米] '93

●原題:The Age of Innocence
●監督:マーティン・スコセッシ
●CAST: ダニエル・デイ=ルイス、ミシェル・ファイファー、ウィノナ・ライダー
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

女性として初めてピューリッツァー賞を受賞した(1921年)イーディス・ウォートンの同名小説を映画化。1870年代のニューヨーク社交界を舞台に、若き弁護士(ダニエル・デイ=ルイス)と幼馴染の女性(ミシェル・ファイファー)の不倫の愛を描く。

古い習慣に縛られる社交界で、新しい生き方を模索する男女の愛と悲恋を描く、それだけのお話かと思ったらビックリ!何も知らないと思っていた男の妻(ウィノナ・ライダー)が、実はすごくシタタカで、ダンナを手のひらの上で躍らせていたというのが最後にわかり、ゾゾっと寒気がしました。

しかし、いつの世も男というのは、一人の女性で満足できない生き物なのか。。。
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2009年11月10日

ゴッドファーザーV [米] '90

●原題:The Godfather PartV
●監督:フランシス・フォード・コッポラ
●CAST:アル・パチーノ、ダイアン・キートン、アンディ・ガルシア
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

前作から16年経って製作。マフィアのボスとして絶大な権力を握ったマイケルの晩年を描く。

前 2作と比較して評価の低い作品ですが、マイケルの兄(フレド)の粛清に関する罪悪感や、ドンとしての苦悩を全身で熱演したアル・パチーノの姿や、終盤でオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の舞台進行に合わせてリアルな世界で起こる悲劇を描くシーン、そしてマイケルの最後のシーン、どれもが記憶に残る名シーンです。

欲を言えば、トム・ヘイゲン(ロバート・デュバル)も出て欲しかった(出演料が折り合わず降板)し、メアリー・コルレオーネ役は監督の娘(ソフィア・コッポラ)よりも適役をキャスティングして欲しかったし、いろいろありますが、決して前の2作に劣るとは思いませんね。個人的には、パートUよりもこちらの方が心に響くものがありました。

しかし、この作品も170分と3時間近くの大作。3作合わせて545分(約9時間)の壮大な作品ですが、ほぼストーリーや人物の相関関係を理解した今の状態でもう一度観てみたいと思っています。

友人のRieさんオススメ作品ですひらめき
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ゴッドファーザーU [米] '74

●原題:The Godfather PartU
●監督:フランシス・フォード・コッポラ
●CAST:アル・パチーノ、ロバート・デュヴァル、 ダイアン・キートン、ロバート・デ・ニーロ
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

前作の続編。父ヴィト・コルレオーネの青年時代と、息子マイケル・コルレオーネのその後を同時進行で描く。前作に続き、作品賞と脚色賞受賞に加え、監督賞、助演男優賞、作曲賞、美術・装置賞の計6部門でオスカーを受賞。

二つの異なった時代を交互に描いていて時間軸が交錯している上に、慣れない英語名で多くの人物が登場するため、話について行くのが大変です。結局、理解が浅い部分が何箇所かあったのですが、それでもヴィトを演じるロバート・デ・ニーロとマイケルを演じるアル・パチーノが素晴らしく、3時間20分の視聴は苦になりませんでした。

ヴィトが力を手にして浮上していく様子と、マイケルが組織としては成功していくものの、身内が減り孤独を深めていく悲劇性が対照的ですね。

さて、この作品は前作もオスカー作品賞を受賞していますが、前編・続編が2作品とも受賞した例はいまだかつて無いそうです。また、前作のマーロン・ブランドはヴィトを演じて主演男優賞、続編のロバート・デ・ニーロもヴィトを演じて助演男優賞を受賞するということで、作品中の同じ人物(ヴィト・コルネオーレ)が2回オスカーを獲ったのも初めてらしいです。いろんな意味で歴史に残る作品です。

友人のRieさんオススメ作品ですひらめき
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ゴッドファーザー [米] '72

●原題:The Godfather
●監督:フランシス・フォード・コッポラ
●CAST:マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュヴァル
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

マリオ・ブーゾの同名小説を映画化。シシリアン・マフィアのファミリーを描く。オスカー作品賞・主演男優賞、脚色賞を受賞。

文句のつけようがない素晴らしい作品でした。マフィア間の抗争、暗殺、脅しなどのギャング映画的なシーンだけでなく、そこに家族の人間ドラマが加わり、3時間があっという間に過ぎます。映画のプロデューサーを馬の生首で脅す有名なシーンや、マイケル(アル・パチーノ)がレストランで対抗組織のドンと警部に復讐するシーン、マイケルの兄ソニーが料金所で蜂の巣になるシーン、そしてクライマックスで交互に映し出される、教会での洗礼シーンと殺戮シーンなどなど、これら以外にも見所のシーンはたくさんあります。そして、有名なニノ・ロータのテーマ音楽も、作品のイメージにぴったり。

この名作を見るのは今回が初めてだったのですが、以前見たトム・ハンクスとメグ・ライアン主演の映画「ユー・ガット・メール」で、トムがメグを励ますときにゴッドファザーの中のセリフを引用したり、主役のマーロン・ブランドの口真似をしたりしていたのが、ああ、この場面だったのかと理解できたこともちょっと嬉しかったです。

さて、褒めちぎったわりに、評価が★五つに届かなかった要因はキャスティングです。マイケルの妹コニー役タリア・シャイア、実はこの人、コッポラ監督の妹です。コッポラ監督は、その他にも音楽家の父をピアノ奏者、娘を赤ちゃん役で出演させたり、リアルな世界でも家族物語を作っているところがちょっと引っかかります(後のパートVでは、娘のソフィア・コッポラをマイケルの娘役として登場させ不評を買います。)。パラマウント社の反対を押し切ってアル・パチーノを採用したこだわりを全キャストに適用して欲しかったですね。ちなみに、コニー役の候補には、「ウィノナ・ライダー」が上がっていたとか。

友人のRieさんオススメ作品ですひらめき
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2009年11月03日

マディソン郡の橋 [米] '95

●原題:The Bridges of Madison County
●監督:クリント・イーストウッド
●CAST:クリント・イーストウッド、メリル・ストリープ
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

世界的ベストセラーとなったロバート・ジェームズ・ウォラーによる同名小説を映画化。田舎の平凡な主婦と中年のカメラマンの4日間の恋を描く、不倫がテーマのラブストーリー。

不倫ということを忘れてしまうほどの美しい映画です。苦しくて切なくて哀しい大人の純愛を、映画界を代表する2人の演技派俳優(クリント、メリル)が好演し、その2人が感じる感情の中に引き込まれます。最後は家族を裏切らなかったフランチェスカの決断があったからこそ、その4日間の愛は永遠となり、美しい話と感じることができるのでしょうけれど。

後半の、雨の中で立ちつくすクリントを、夫が運転する車に同乗しているメリルが発見し、ドアのレバーを引いて駆け出しそうになる場面は有名なシーンですが、思わず観ている方も手に力が入ります。

そういえば、最近見たとある海外ドラマの離婚訴訟の法廷シーンで、弁護士が「なぜ男の不倫は許しがたく、女の不倫は『マディソン郡の橋』になるのか?不公平だ!」というようなことを陪審員に訴えているところがありました。どうしても、男の不倫は「体目的」、女の不倫は「愛」という社会通念ができちゃってますからね。でも、どっちが罪深いかというと微妙な感じがしますけどね。。。
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2009年10月12日

ハッピーフライト [邦] '08

●原題:
●監督:矢口史靖
●CAST:田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、寺島しのぶ、田畑智子
●お勧め度:★★★★★(五ツ星)

「ウォーターボーイズ」、「スウィングガールズ」の矢口史靖監督が送るヒコーキ・ムービー。

久々にスゴイ邦画を観ました。旅客機が機体異常で引き返し無事緊急着陸するだけという地味なストーリーをこれほど面白い映画にするなんて、やっぱり矢口監督は天才か?

ハラハラドキドキのパニック映画的な要素あり、一機の旅客機が飛び立つまでに、空港や管制塔の裏側で、どんな人がどんな仕事をしているのかを追いかけるドキュメンタリー的要素あり、そしてそれぞれの仕事の中での小さなドラマをそれぞれの俳優がイキイキと演じていて、笑いあり、涙あり、さわやかな場面ありと、言う事なしですね。個人的には、田畑智子が演じるグランドホステスの物語が良かったです。この女優さんは、うまく説明できませんが、画面に出てくるだけで、パッと明るくなるような、なにか不思議なオーラを持ってますね。

さて、今回の撮影にあたっては、ANAのボーイング747-400Dが収録目的で15日間無料でレンタルされたそうです。また、ANAは、社内に映画の特別チームを編成し、社員のエキストラ出演など、全面協力していますが、このデキだったら、ANAのイメージアップに、十分効果はあったでしょう。そして、本作では、これまでの矢口作品同様、5本のサイドストーリーが制作されているらしい。なんとか観たいものですが、DVDを買うしかないですかね。。。まあ、買ってもいいほどの作品ですけどね。
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エリン・ブロコビッチ [米] '00

●原題:Erin Brockovich
●監督:スティーヴン・ソダーバーグ
●CAST: ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー
●お勧め度:★★★★☆(四ツ星)

バツ2、子供3人、無学歴のエリン(ジュリア・ロバーツ)が公害訴訟で奮闘し、米国史上最大の和解金を得るまでを描く。実話をベースにした作品。ジュリア・ロバーツは、本作でオスカー主演女優賞を受賞。

やっぱり、映画はこうでなくっちゃね。裁判ものだけど、シリアスさは無く、とても爽快な映画です。この作品の前に観た「ダンサー・イン・ザ・ダーク」が暗い作品だっただけに、良い口直しになりました。

ジュリア・ロバーツは、今回のようなタフなヒロイン役もいいですね。イヤミな工場側の弁護士に対して、飲もうとした水を汚染された地下水だと言ってドキっとさせたり、見下した態度の仲間の弁護士に対して、被害者の情報を資料なしでスラスラ説明したりするシーンは、とても爽快で気持ちいいです。

さて、この作品は実話がベースという事ですが、本物のエリン・ブロコビッチさんも、レストランのウェートレス役として登場しています。また、多くのエキストラも訴訟に関わった住民達だとか。脚本も、事実に忠実に最小限の脚色で作ったらしいですが、とてもそんな風に思えないほど、ドラマティックな作品です。
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ダンサー・イン・ザ・ダーク [デンマーク] '00

●原題:Dancer in the Dark
●監督:ラース・フォン・トリアー
●CAST: ビョーク、デヴィッド・モース、ピーター・ストーメア、カトリーヌ・ドヌーヴ
●お勧め度:★★★☆☆(三ツ星)

アイスランド生まれの歌手ビョーク主演のミュージカル映画。遺伝病で視力を失いつつある主人公の過酷な一生と息子への愛を描く。カンヌでパルムドールと女優賞を受賞。

日本人っぽい顔をしているビョーク。彼女の自然体の演技と、きれいな歌声が心に残る作品です。そして、衝撃的なラスト、忘れたくても忘れられない一作品となってしまいました。主役は、視力を失い、コツコツ貯めたお金を失い、最後には・・・まで失うという過酷な運命に見舞われます。何か救いがあればいいのだけれど、それが無いバッドエンド。ビョーク演じるセルマが言う、「映画では、最後から二番目の曲が終われば劇場の外に出る。そうすればその映画は永遠になる。」。この映画も、結末を観ないで済ませたかった。。。

結局この作品は、何をメッセージとして伝えたかったのか?「冤罪の問題」、「自己犠牲の無意味さについて」、「世の中の理不尽さ」など???、まあいずれにしても、観るなら元気がある時の方が良いでしょう。気持ちが沈んでいるような時は観るのを控えたほうがいいかもしれません。
posted by hide at 20:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞作品寸評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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